(ジェイアールしゃけえき)


【しつもん】
JR相模線は、いつできたのでしょうか。


【こたえ】
JR相模線(さがみせん)は、作られたときには
私鉄の相模鉄道でした。
大正15年(1926年)7月に茅ヶ崎〜厚木のあい
だが開通し、その時に社家駅がつくられました。

その後、昭和6年(1931年)に厚木〜橋本のあ
いだが開通しました。

昭和19年(1944年)6月に茅ヶ崎〜橋本間の
相模鉄道は、国に買収(ばいしゅう)され国鉄
相模線となりました。

その後、昭和62年に国鉄がJRになり、現在に
至っています。

この鉄道がつくられたわけは、相模川の砂利
(じゃり)を東京、横浜方面に運ぶことでした。

当時は、関東大震災(かんとうだいしんさい)の
すぐ後で、東京・横浜方面では、ビルを建てたり、
橋を作ったり、道路を作ったりと、コンクリートに
まぜる砂利や砂がたくさん必要でした。

そこで、相模川の砂利・砂を運ぶために相模鉄
道が作られたのです。
そのため、古い地図を見ると、社家駅や厚木駅
から相模川の河原まで線路がのびていたことが
分かります。