|
|||
八坂神社にある移住記念碑(いじゅうきねんひ) | |||
|
|||
相模ダム | 現在の相模湖(さがみこ) |
相模湖(さがみこ)にしずむ前の勝瀬地区 | ||
しずむ前の勝瀬地区のようす |
湖底(こてい)にしずむ勝瀬 日連国民学校(ひづれこくみんがっこう) 小野達雄 わが勝瀬は、ダムができるために湖底にしずむので ある。 ああ、湖底の勝瀬よ・・・。 幼時より山川草木と遊びなれたるふるさとを後にオメ オメと元気よく移られようか。イヤデイヤデしかたがな い。 アノ山、アノ川、メダカをすく いにいったアノ堀、山の ぼりをしたり、水あびをしたり、雪のふった日にスキー をしたりしてくらしてきた勝瀬。 そして、学校や先生、友だちともわかれるのはかなしく てむねがいっぱいである。 ただ、お国のためと思えばまたうれしい。そし て勝瀬 が湖底となって後のけしきがながめられると思えば楽 しいような気もする。 昼につけ夜につけ思い出すのはわがふるさとである。 |
|
勝瀬の国民学校生(小学生)の作文 | ||
海老名に運んできたお寺 勝瀬の人々は、ふるさとの大切な建物やおじぞうさま などを、水のそこにしずめてしまうのにしのびなく、わざ わざ、海老名まで運んできて再建(さいけん)しました。 |
||
勝瀬にあった鳳勝寺(ほうしょうじ) |
||
解体(かいたい)して運ばれた鳳勝寺(ほうしょうじ)の本堂 |
||
勝瀬にあった、六地蔵(ろくじぞう)と百体仏(ひゃくたいぶつ) | 運ばれてきた百体仏 | |
同じ地名をつけ、お寺の本堂や神社、お地蔵 さままで運んでこなくてはいられなかった勝瀬 の人々の気持ちを考えてみよう。 |
||
同じ名前の神社をつくりました |